ganashfieldの日記

日々の記録 境界性パーソナリティ― 全般性不安障害

なぜその会社に入りたいのか、なぜその会社は私を雇わないといけないか
を言わないといけないのか。
私はその会社に入って何ができるのか、特に同業種のAではなくBを選ぶ理由は何か、など言わなくてはいけないのか。
そんなことしらない。私に働いた経験が少ない以上、比べたってしょうがない。
表面的に捉えた知識に過ぎない。それでもいいのか。
正直に、あっちでもいいけどこっちでもいい、どっちでもいい、なんて言ってはいけないのだろうか。
多分その会社のいい所を言って、そのいいところが好きだとせめて言わなくてはいけないか。あとでその会社を本当に愛するようになるためにはそのよいところを見て言わないといけないか。
そうなると企業理念になるのか。その企業のスタンスや立場や考え方や文化や哲学や倫理を理解して、それが自分にあっている。その企業の目的意識と私の目的意識が合致する、と言わないといけないか。
貢献できるか否かまだ分からない。技術や経験に自信がない以上、やはりその会社の目的やミッションに共感することが大事だ。
そして、ただがんばるのではなくて、私はこういう能力をこれから伸ばしてこんなことができると見込むことができる、といわなくてはいけないか。
その見込みの根拠として、過去の成功や実績などを紹介して説得する必要がある。
会社は一人一人をいちいちきちんと見てくれないだろう。
短い時間で相手に見てもらうためには、要点を伝えて見てもらうしかない。
視覚がまず人間の認知の大部分を支配する。私はどちらかというと聴覚や言葉を重視するけれども多くの人間は視覚が発達している。何を言うかは問題ではない。私の講釈など誰も興味はない。
私がどんな結果を残し、どんな能力があり、どんな態度を持つ人間かを短い言葉で言うのだ。そしてつっこまれたらその根拠を述べればよい。
どんな能力があるか、それが本当かは第一印象の段階で企業に知る由はない。私の言葉と態度、話し方いかんなのだ。誰もそこまで調べたりしない。短い間の勝負とはいえ、短い間しか私を見ないわけだ。見せたくない部分は気が付かないでおけばいい。
誰も気にしないから。誰も興味はない。興味があるのは利益を与えられるかどうか、ということ。諸事情は関係ないのだ。