ganashfieldの日記

日々の記録 境界性パーソナリティ― 全般性不安障害

裏切られた

本だけ読んで勉強しなかった。どうしよう、このまま勉強が身に入らなかったら。もう半分あきらめてしまったのか。不安や焦りが怖いのか。怖い。だから勉強できない。
小説を読む面白さはそこに自分の姿を見るからだ。主人公が言われる言葉が自分にとって何か役に立つ言葉だったりする。
主人公が「なぜ離婚してしまったのか、考えてもわかりません。考えても考えてもわからなくて嫌になります。」と言うと
イツジが「なら考えるのをやめろ」と言う。
私もそうしてみたい。「もしも」を考えるのをやめろ、と言う。私もやめたい。
なぜあの人と別れたのかもう考えるのはやめている。でももしも、はよく考える。もしあの人がいなければ、あの人と別れなくて良かった。あの人を恨む。そして私と別れた後も一緒に旅行にでかけたSさんにも嫉妬してしまう。裏切られた思いがする。裏切られた気がする。
そんなことより今は生きるための手段について考えなければ。
ぎりぎりの生活を続けるのは限りがある。限られたころに人に頼むような状況にはなりたくない。誰にも迷惑はかけたくない。でもかけてしまう。それは無意識的に人から助けてもらおうと思っているからだろうか。そうしてはいけないとわかっているのに。
あの人とも本当は一緒にいてはいけないと思っている。会ってはいけない。会っても辛くなるだけ。あの人は結婚するのだ。来年には結婚すると言ってる。私はあきらめなくてはならないのだ。世界にたった一人になり、子どもがほしくても産めない状態にあることを不幸に思わなくてはならないのだ。できればあの人の子どもをあの人の家族に囲まれて抱き上げることを・・・そこまで想像するのは大げさだろうか。大げさなんだろうか。
私はアニメの主人公やラブストーリーや音楽やお酒やバイオリンやピアノや小説に恋をしていればいいのだろう。

それより生きていく手段を見つけなくては。