ganashfieldの日記

日々の記録 境界性パーソナリティ― 全般性不安障害

面談・今日一日

カウンセラーと話をしてきました。色々聞かれましたが、過去とか家族について話すことにはあまり私は興味がないです。それより未来に向かって今何をするべきかを明確にしたい。今悩んでいるのは人生の側面の一つとして仕事について悩んでいる。それについて明確に定まれば、いいのだと思います・・・。
二人の人間のコンフリクトは、双方の育った家族のそれぞれの流儀があってそれが衝突するのだ、とか、自分の育った家族のパターンを知らぬ間に繰り返していたりすると、カウンセラーは話していたのが印象的でした。
私の両親は二人とも教える仕事をしており、私もまた教える仕事をいましている。(これからもその仕事を続けるかどうかはわからないのだけれども。)
私の父はずっと単身赴任であることと今彼氏が週一くらいで私に会いに来ることも似ている。
そういわれてみればそうなのですが・・。

ちなみに私は境界性人格だ、あるいはだった、と思っているのですが、というと、カウンセラーはそうは思わないとのこと、今日の面談でそういう感じは全くしないと言われました。
「境界性人格というと、幼いころから不安で、感情が爆発しどうして〜なのよー!と叫んだり暴れたり(それは私も今でもあるのですが、彼に対して)・・・そういうことはあなたはないでしょう?」
「まあ・・彼氏との間でそうなることはありますが・・」
「Ok,まだあなたのことを知らないからかもしれないけれど、あなたは・・normalですね。」とも言っていました。まあ今日は初回で一度の面談でわかるものでもありませんが・・・。幼いころから不安、というのは思い当たるものがありますが、不安というかそれは恐怖だったのですが。毎晩怖くて眠れない子どもでしたが。
まあ、ただ現段階での問題の解決と未来への道筋がはっきりすれば目標達成なのですからそれを目指そうと思います。

自信をつけたいと言うと「1から10までであなたの自信はどのくらい?」「4か5」「どのくらいになりたいですか」「6くらい」
「じゃ、あと少しですね」「でも状況によっては2か3にもなりえます」
自信を数値で表していたのも興味深いことでした。「どうすれば自信がつきますか」「多分、今の仕事をやめて他のしたいことをするか、それとも今の仕事を続けてその専門家になるくらい目指すか・・」
でもこれについて話していたとき、もうほとんど今の仕事はやめるべきだという答えが出ていることに気がつきました。
「その両方を続けてどちらの場合より自信がつくの?」と聞かれたとき今の仕事を続けて知識や技能をよりつけたとしても私自身、一人の人間としてそれほど自信をもつことはできない気がしました。やっぱり昔から夢見ていた仕事をしていた方が自分らしく生きていける気がして。
「もし自分の才能や能力を最大限生かすことができていれば自信がつくと思います」
と言ったのですが、まさにそのとおりでした。


面談の後、近くの大学で前の学期のクラスメートに会って話して、その後は図書館へ。
金原ひとみの「蛇にピアス」を見つけて立ち読みしたのですが、私にはとてもショックな内容でした。ええ、あまりにショックでちょっと気分が悪くなってしまいましたねえ。18禁とかexplicit languageを含むとか表紙に書いてほしいですねえ。私個人の感覚では性描写や自傷的な内容(舌ピアスからどうこうやってスプリットタンを作るとか・・・)の表現が強すぎて、今日一日、その文からイメージしたイマジネーションが脳裏に焼きついて気分悪くなってましたねえ・・・・金原ひとみ、私より年下なのになあ・・・とにかく恐るべき存在になってしまいました。