ganashfieldの日記

日々の記録 境界性パーソナリティ― 全般性不安障害

職安で

眠れないからワインを飲んだ。ワインを飲んだら自動的にだるくなって寝ると思ったから。
眠れないのは、職安で言われたことのせいだ。もっと現実をみたほうがいいとか、もう若くないとか。
でも私はまだ二十代で、この先、自分の本当にやりたい道を歩まずにただ年を取り死んでいくのは嫌なんだ。
私には夢があって、まだその旅にさえ出発してないような状況なのに、もうあきらめるなんてそんなのは嫌です。
別に夢をあきらめろ、とあの人は言ったわけではないんだろう。
ただお金を稼いで、生活力をつけるには、現時点でできることをせざるを得ないってことだろう。
おかしいね。
ジョブカフェでは、職業興味検査からはじめたってのに。興味なんて探ってる場合じゃないってわかってた。
興味よりも適性、能力を知りたかった。
でも、普通の職安で今日、急に、あんた、興味あるなんていってる場合じゃない、何ができるか、だ。
といきなり言われるなんて。潜在能力なんかで採ってはくれませんよ。と。
そのとおりってわかるけど、なんだかやる気なくさせられた気分。
下っ端でもいいから、その業界に入らなきゃいけないのよ。全然違う業界なんて困るわけ。
理想を追うなら、回り道せずに、一直線で行くべきなの。
教育にお金を使うのはしょうがない。するしかないの。今までの貯金もあるし、そんなにおかしな選択ではないでしょ。自分を疑いたくない。
私はいつも理想を追っていたい。そのために常に努力して、あきらめるようなことはしたくない。理想に近づくために時間を使いたい。
ああ。。きっとあの人は、私が貧乏になることを心配したんだろう。
貧乏になり、ずっと職が無い状態が続くと困ると思ってそんなアドバイスをしたのだろう。
悪意はなくて。最後に「気をつけて帰んなよ。寒くなってきてるからね。また今度、相談しよ」と言ってたから。
多分私のあまりに現実離れした「希望職種」に心配したんだろう。
でもあくまで、私は「希望」を言ったに過ぎないから。
私は理想に一番近づく方法を模索してんの。だから、私は、私の希望を聞いてもらい理解してもらいたかったわけね。
職安の登録時の希望職種は、確かに現時点でできることじゃないと、職安も紹介状書く気にはなれないんでしょう。
まずは、職安を説得するところからはじめなくてはね。
私はあきらめないよ。あきらめるなら、前職を辞めたりしなかったわ。厳しい現実が待ってるのを覚悟で辞めたんだもの。私はつぶされません。ただ自分の才能と能力と意思を信じて、邪魔は何にもさせないから。
ですよね、L。私はそのために努力しますよ。そうでないと、逆につぶれてしまうから。理想や希望が無くなったらそれこそ私は死んでるも同然になる。そうはなりたくない。ただ無為にただ生きてるだけの存在にはなりたくないから。いつか、こうなるんだ、って夢なしには生きる希望すら失ってしまう。

  • 恋人

恋人の、嫌な過去ばかりが頭の中をめぐる。私が本当に助けてほしいとき、困ってるとき、あの人はいつも『僕は仕事で忙しい」と言ってたから。それはわかります。私が求めてたのは、私を理解しようとし、私の努力を認めてくれる心なんです。忙しいところを、仕事をやめてまで助けてほしいなんて頼んでない。
せめて、私を助けようとするような態度や行動を見たかった。
精神科医まで言った。「わかるでしょ??彼は・・・なんだから、家に毎日は帰れないんだよ」
私を馬鹿にしてんの?そのくらい知ってるよ。医者でさえ私を理解してくれなかった。
Lだけ。
それにあいつの価値観、合わないだけじゃなくて、腹が立つ。聞いてるだけで、むかむかしてくる。
倫理的じゃない考え方。正義に反する考え方。私はいや。そんな考え持った人間が存在してること自体がいや。論理的じゃない。それになにさ、あいつはやっぱりゲイの気があったんじゃないか。私の思ったとおりでしたね。
馬鹿なんだよ、結局。普通なら、頼まれたって男にそんなことしてやるわけがない。
普通の精神ならわかるだろう。あいつはやっぱり変だ。お坊ちゃんだし。超過保護な親に育てられて、自分中心で頑固になってしまった。そのくせ、弱弱しい。
別れたほうがいいのかも。
数年間、無駄になった気がしてきて悔しいけど、もし悪い相手ならこれ以上付き合いを延ばす必要も無いわけだ。
でもわからない。本当に悪い相手なのか。
たいてい、あいつがとてもいい人だと思ってる。男尊女卑したり、殴ったり、ずるかったり、けちだったり、いばったり、人の金を使うわけでもない、頼ってくるわけでもない。何より信じられないくらい優しいし、心配してくれるし、親切で誠実で友達を大事にしてる。連絡もこまめにする。
でもどうしても譲れない、あの考え方。あれを聞いたら、あいつがフセインヒトラーであるかのような感じさえしてくる。
私の心は両極端にゆれる。だから困っている。