ganashfieldの日記

日々の記録 境界性パーソナリティ― 全般性不安障害

ふと思った自分の成長

私は自分が人生をある時期壊されたなんて思わない。二、三年前はそう思っていた。でも今は、自分ひとりで生きて、自由で、自分に頼れる感じがしていた。
音楽を聴きながら、就職活動セミナーの場所まで歩いて、外見に気を使って、歩いているうちに、自分って一人で歩いてるって感がすごくうれしく感じた。自分に頼れるって本当に幸せなことだ。
二、三年前、就職活動は恐ろしいものに感じていたし、そもそも社会や人間や人々の価値観が怖かった。

でも今の私は、あの誠実な人たちのおかげ。自分一人で、もがく必要はないと感じた。人と人の距離を意識して、いい付き合い方を仕事を通して少しずつ学んだ。
過去のいやな人たちや恐ろしい人たちのことよりも、現在自分にとっては、周囲の協力的で親切で誠実な人たちの方がよっぽど大事な存在だった。その人たちの目に映る自分自身は、恥じないようにしたかった。期待を裏切りたくなかった。良い人間、明るい人間を演じていたら自然とそうなり始めた。
私はただ自分が役に立ちたかったのだけれど。だから一生懸命仕事をした。そしてそれはある程度認められ、感謝された。あの人たちのおかげ。
今その仕事はしてないけど、このまま自分に常に内省を繰り返させ、人の中で生きていることを自覚させ、人と自分のために生きていくことを考えていけば、もう人を憎んだり、恨んだりしないだろう。そんな感情は自分自身をずいぶん苦しめていた。人に苦しめられて終わるんじゃなくて、そのマイナス感情を持続させて自分で自分を苦しめてたのだ。でもわざとではない。忘れたくても忘れられなかった。自信喪失は根深くて、バスの中でも思い出した。毎日思い出した。いやな人のことを。

でも今ならたとえ失敗しても自己嫌悪はしない。自分をいやになる必要はない。自分は今までがんばったし、能力もあるのだから。私を尊敬し好いてくれる人たちがいることを思い出して、その人たちに恥じないようにしなければ。
失敗も成功へのバネにする。失敗に気がつかせてくれた人たちに感謝し、そんな状況に感謝できるようになる。