虚しさの原因は何だろう。自由すぎるのだろうか。束縛が何もなくなると虚しくなるのだろうか。宙に浮いたような感覚。それとも責任やコネクションがないから？人とのつながりが薄れてしまったから？
三ヶ月前、教える立場に会った頃、私は人とのつながりを感じていられる間、つまり仕事の間だけ虚しさを忘れた。でも授業が終わると、とたんに虚しくなった。何もなくなったような気がした。次の授業の準備もすぐにおわってしまう。負荷がなさ過ぎたのか。
じゃ、同じ職種で負荷た高くてしかも給料が高いところに行けばよかったのか。
でもそれもできなかった。私は実力がまだ無くて、受からなかった。
実力をつけて、再度、チャレンジしてもいいかもしれない。でも一度職を離れた間に私はあいつに言われたとおり、別方向の道を歩もうとして、そっちに進み、教えることをやめた。
あいつは完全に私を理解してはいなかった。私がいくら教えることに文句をこぼしたとしても、本当はそれが好きだったのだ。でもあいつは、じゃ、やめればいい。芸術の仕事をやればいい、と私に言ったのだ。
私はその通りにしたが、本心では、別に対してそれがすきと言うわけでもない、と思っていた。お金にならないような芸術の方法でしか私は楽しめない。つまり自己表現だ。自己表現は社会でどうしても必要なものというわけでもない。
私は何か長期的な達成を望んでいた。長い人生の中で何か大成したいのだ。でもあのアルバイトのような講師の仕事ではそれはのぞめなかった。だから一からやり直すのだ。
長年勤めてその後何が保障されるだろうか。わからない。
私は今の時期、何をして、将来の何のための準備期間にしたらいいのか、わからない。
しかし時間はすぐに過ぎる。何年も勤めたら退職金がでるけど、少しだったらその対象にもならない。どうしたらいい？しかも私は外国に住みたいとも思っている。外国に住むことが社会保障的に見てどうなるのかもわからない。
それをどこかに聞かないといけないのだ。。。
